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ペルー クスコ [南米]

リマの後は、高原都市クスコへ。
こちらは、空港から街に出るまでにもめた。

ガイドブックによると、クスコは『首しめ強盗が出没し危険!!タクシーに注意』とあった。
空港の外に出ると、タクシーの客引きにびっしり回りを囲まれ、早速洗礼を受ける。
怖くなって、
「けんさん、どうしよー。これじゃあ、街に行けないよぅ。いいホテルにして、そこから車を送ってもらおうよー」
と私が泣き言を言っていると、

きりっとした顔で、けんさんが、
「この人は多分大丈夫。街に戻る時に、お客さん乗せたいだけだよ」
と、客引きから一人金ぴかな派手な運転手を選び、付いていった。

私は、本当に大丈夫なのーーー???
と気が気じゃなかったんだけど、南米2度目のけんさんに任せることにした。

で、ことなく目当ての安宿に到着。無事だった。
けんさんに見分けるコツを聞いてみると、『目』だそう。
目をみると悪い奴がどうか何となく分かるそうだ。
なるほどー。

前置きが長くなりましたが、このクスコ、なんと標高が3400メートル。ゆっくり歩かないと間違いなく高山病になりそう。お酒も回りやすそうだったので、ほとんど飲まずに終わってしまった。

ここのメインは、街の中心部のコロニアルな町並みと、今は跡形もない黄金の宮殿、インカの精密な石組みだろう。

黄金の宮殿は、スペインの侵略以前は、インカの黄金財宝でいっぱいで、金で作られていたそう。しかし、今はその跡形もない。

インカの精密な石組みは、すごい。よく『刃も通さないほどの隙間がない緻密な石組み』と言われるけれど、本当にその通り。建築屋さんによると、今の技術でも同じ石組みを作るのは難しいそう。かなり高度な技術を有したインカ文明。奥深い。
皮肉なのが、スペインがこうしたインカ時代の建物をぶったおして作った教会や西洋風の建物の方が、こう言っちゃ悪いけど出来が悪い。なんか作り方も雑だし、質も悪そう。

街の中心部は、ちょっと情緒があっていいけれど、でも教会でインディオ(先住民)の人
が一生懸命祈る姿を見ると、ちょっと複雑な気持ちになってしまった。

一目瞭然・左:スペイン、右:インカの石組み

12角?の石組み・どうやって作ったんだろう??

クスコの町並み


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